日本物理学会第70回年次大会 での発表

会場
早稲田大学 早稲田キャンパス
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
会期
2015年3月21日(土・祝)〜24日(火)
http://www.jps2015a.phys.waseda.ac.jp/

ニュートリノ振動実験OPERAの現状
●大村拓也
ニュートリノ振動実験OPERAにおける複数ブリック運動力学的解析の研究
●中塚裕司
OPERA実験におけるBDTを用いたフィルム間アライメントの改善
●早川友博
エマルジョン暗黒物質探索実験(2)~全体報告~
●浅田貴志
エマルジョン暗黒物質探索実験(2)~解析装置の性能向上~
●桂川貴義
エマルジョン暗黒物質探索実験(3)~超解像技術を用いた飛跡解析法の研究開発~
●梅本篤宏
高角度分解能ガンマ線望遠鏡のためのエマルションチェンバー空間校正手法の開発
●河原宏晃
原子核乾板自動飛跡読み取り装置, HTS
●吉本雅浩
加速器ニュートリノ実験PEANUTの反応解析
●北川暢子
超微粒子原子核乾板を用いた高分解能冷/超冷中性子検出器の開発
●長縄直崇
原子核乾板を用いた宇宙線ミューオンラジオグラフィによる福島第一原子力発電所の原子炉内部撮像
●森島邦博
ビジュアル放射線測定器としての霧箱の開発
●林熙崇


林式高感度霧箱の作り方のページを更新しました

高感度霧箱で宇宙線、自然放射線を観察する
(2015年3月更新)


平成27年3月20日 プレスリリース

名古屋大学が(株)東芝と共同で、福島第一原子力発電所2号機原子炉内部の宇宙線ミュー粒子による透視に成功。

平成27年3月20日

 名古屋大学の森島邦博特任助教(エコトピア科学研究所・高等研究院)、中野敏行講師(理学研究科)、中村光廣教授(エコトピア科学研究所)らは、(株)東芝と共同で、原子核乾板を用いた宇宙線ミュー粒子(ミューオン)の測定により、東京電力福島第一原子力発電所2号機の原子炉内部の透視に成功しました。
 原子核乾板は、電荷を持つ素粒子を写す事が出来る特殊な写真フィルムであり小型で電源を必要としないため、現在も高い放射線量がある福島発電所内でも短時間に設置ができるという利点があります。
 これまでに、事故により炉心溶融が疑われる2号機と、健全な燃料が現在も炉内に存在する5号機で、ミュー粒子の測定を実施、データ解析を行いました。その結果、2号機透視画像の炉心領域の物質量は5号機より有意に少なく、シミュレーションにより示唆されてきた炉心溶融が起こっていることを裏付ける測定結果が得られました。
 今後、さらにデータ解析を進め、燃料の炉内残存量ならびに残存場所の推定を試みる予定です。
 本結果は3月22日の物理学会で報告します。

プレスリリース全文(PDF)


「極低放射能技術」研究会

2015 3月9-10日 (発表10日) @ 淡路島

極低放射能研究会
http://www.lowbg.org/ugnd/workshop/groupD/201503_Kobe/program.html

“Background Studies for the Directional Dark Matter Search with the Nuclear Emulsions”

中 竜大(口頭発表)


名古屋大学オープンレクチャー2015

名古屋大学オープンレクチャー2015で当研究室の中が講義を行いました。

素粒子・放射線を“見る”はなし
中 竜大(素粒子宇宙起源研究機構・特任助教)
開催日 3月21日(土・祝)

http://www.aip.nagoya-u.ac.jp/public/openlecture/index.html


2014年 宇宙史特講合同研究会

2014年12月15、16日に名古屋大学で「宇宙史特講合同研究会」が開催されました。

超微粒子原子核乾板を用いた暗黒物質探索実験
●待井翔吾

原子核乾板を用いた宇宙線ミューオンラジオグラフィ
●毛登優貴

GRAINE計画
●大塚直登

超小型衛星を用いた太陽中性子エネルギースペクトル測定
●河原宏晃

ミューオンラジオグラフィの今後の展望
●西尾晃

プログラム
http://hepsg3.px.tsukuba.ac.jp/~okudaira/data/HOUprogram2014.pdf


第2回B02班若手ミニ研究会

2014年12月6(土)~12月7日
場所:名古屋大学 理学部 D-211
アクセス https://flab.phys.nagoya-u.ac.jp/2011/contact/

新学術”宇宙の歴史をひもとく地下素粒子原子核研究”研究会内B02班(方向感度を持つ検出器による暗黒物質探索)を中心とする、学生同士の交流、互いの研究への理解を目的とした、学生主催の研究会を行いました。
第1回研究会

プログラム program.pdf

企画

  • 研究発表
  • F研の実験体験会
    1. 霧箱
    2. 原子核乾板

報告書 report.pdf

発表スライド
鷲見貴生 ANKOK 早稲田大 (M2) VUVMPPC の性能評価
鈴木優飛 ANKOK 早稲田大 (B4) ガスアルゴン検出器設計
太畑貴綺 CANDLES 大阪大 (M2) CANDLES 実験 – 検出器と解析手法の改善 -
藤田黎 XMASS 神戸大 (M1) XMASS: キセノン中ラドンバックグラウンドの研究
橋本隆 NEWAGE 神戸大 (M1) NEWAGE :高感度化のための研究
浅田貴志 NEWS(仮) 名古屋大 (D2) F研について/Dark Matter Search with Emulsion
待井翔吾 NEWS(仮) 名古屋大 (M1) 高速中性子検出用原子核乾板の開発
桂川貴義 NEWS(仮) 名古屋大 (D2) サブミクロン飛跡の読み出し
西尾晃 Muon Radiography 名古屋大 (M1) 宇宙線ミューオンで原子炉を透視する
田中阿由菜 NEWS(仮) 名古屋大 (M1) GS レポート
梅本篤宏 NEWS(仮) 名古屋大 (M2) 暗黒物質方向探索実験における超解像飛跡解析

研究会参加者様向けの写真ファイル(鍵付き)
研究会の写真
製作emulsionの顕微鏡画像


画像関連学会連合会 第一回 秋季合同大会 での発表

画像関連学会連合会第一回秋季合同大会(1st Meeting of Federation of Imaging Societies 2014)
2014年11月20日(木)~ 11月21日(金)
会場:京都工芸繊維大学

口頭発表

  • 「気球実験GRAINEの実現に向けた高速飛跡読取装置HTSの開発」
    河原宏晃
  • 「超微粒子乳剤における潜像形成メカニズムの考察」
    古屋駿二
  • 「極短粒子線飛跡に対する原子核乾板の分解能評価とシミュレーション予測」
    浅田貴志
  • 「原子核乾板における局在表面プラズモン共鳴現象を用いた超解像飛跡解析」
    梅本篤宏
  • 「原子核乾板を用いた宇宙線ミューオンイメージングの新分野への応用」
    森島邦博
  • 「原子核乾板の放射線感度評価手法の開発」
    西尾 晃

ポスターセッション

  • 「宇宙線ミューオンラジオグフィのため原子核乾板の基本特性」
    毛登優貴
  • 「新型原子核乾板飛跡読取装置HTS―高速3次元顕微鏡画像取得―」
    中野敏行
  • 「新型高速原子核乾板飛跡読取装置HTSにおける飛跡の抽出と再構成」
    駒谷良輔
  • 「GRAINE計画:次期気球実験で用いる原子核乾板の性能評価2」
    大塚直登
  • 「高速中性子検出用原子核乾板の開発」
    待井翔吾

DBD2014

2014 Oct. 5-7th
@ Hawaii Island, United States

International Workshop on “Double Beta Decay and Underground Science” DBD2014
http://dbd14.phys.sci.osaka-u.ac.jp/index.html

Oral session
“Directional Dark Matter Search Project with Super-High Resolution Nuclear Emulsions”

Tatsuhiro Naka (中 竜大)


日本物理学会2014年秋季大会 での発表

2014年9月18〜21日
佐賀大学 本庄キャンパス

  • ニュートリノ振動実験OPERAの現状
    中塚裕司
  • ニュートリノ振動実験OPERAにおける崩壊事象探索
    石黒勝己
  • OPERA検出器による宇宙線事象解析
    白石卓也
  • 加速器ニュートリノ実験PEANUTの反応解析の現状
    北川暢子
  • エマルション望遠鏡による宇宙ガンマ線観測計画GRAINE:現状報告
    六條宏紀
  • 超微粒子原子核乳剤を用いた高分解能の超冷中性子検出器の開発
    長縄直崇
  • 原子核乾板を用いた大口径宇宙線ミューオン検出技術の開発
    森島邦博
  • エマルジョン暗黒物質探索実験に向けた開発状況1〜デバイス開発状況〜
    中竜大
  • エマルジョン暗黒物質探索実験に向けた開発状況2〜検出効率に関する研究〜
    桂川貴義
  • 暗黒物質方向探索実験における表面プラズモン共鳴を利用した飛跡解析
    梅本篤宏
  • 超微粒子原子核乾板における低バックグラウンド化に向けた研究開発
    古屋駿二