東海地区での科学教育実践報告+Quarknet Workshop

日時11月25日(土曜日)午前9時30分〜午後6時
場所名古屋大学 理学部 理学館506室、515室
(理学部の工事のため、当初予定した物理会議室から変更になっています)
参加費無料

 物理系科学教育の実践(官民問わず)を行っている東海地区の人たちに集まっていただき、各人の実践の報告を元に意見交換を行い、互いの今後の活動に生かすことを一つの目的としています。当日はアメリカでQuarknetという科学教育プロジェクトを行っているM.Bardeenさんらも参加し、彼らのやりかたでWorkshopを行い、彼らの実践も体験できる場とする予定です。また、彼らにも日本での実践を知ってもらい相互に刺激しあう場としたいと考えています。

プログラム 11月25日(土)

午前:東海地区での実践の報告(9時30分〜12時ごろ)

 岐阜県先端科学技術体験センター小里靖氏
 名古屋市科学館山田吉孝氏
 先進科学塾林 煕崇氏
Super Science High school
 一宮高校川口一郎氏
 名城大学附属高校伊藤憲人氏
 名古屋大学附属高校
Science Partnership Program
 津島高校伊藤 昇氏
 愛知物理サークル杉本憲広氏
 愛知教育大学児玉康一氏

午後:Science Workshop(13時すぎ〜18時)

Quarknet WorkshopM.Bardeen氏
T.Jordan 氏
Ken.Cerick氏
Fermi National Accelerator Lab

Quarknetとは

 Quarknetとは、米国の素粒子研究におけるメッカの一つフェルミ加速器研究所が中心になって行なっている高校の先生・生徒を対象にした教育プロジェクトです。素粒子研究の最前線で開発された素粒子測定装置を自分達で組み立て、宇宙線を測定し、素粒子の寿命を測ってみたり、気圧との関係を見てみたりと、現役の高校の先生方や生徒たちがいろんな自由研究をしています。

 今回来名のMargeBardeenさんはその主催者です。Quarknetの紹介と、実際の測定装置の組み立てなどを、彼らの指導のもとに実習する予定で、米国の代表的な先進科学教育とされるQuarknetを体感出来る場にしたいとMargeさんは言っています

連絡先・参加申し込み:

名古屋大学・大学院理学研究科 中村光廣 (TEL052−789−3532、FAX052−789−2864)