第7回 坂田・早川記念レクチャー 記念講演会

名古屋大学大学院理学研究科・名古屋市科学館共催
名古屋大学 グローバルCOEプログラム「宇宙基礎原理の探求」特別共催

「幻のノーベル賞 チャーム粒子の発見」

講演者 丹生 潔 氏(名古屋大学名誉教授)

平成20年12月21日(日)14:30〜17:00
名古屋市科学館サイエンスホール
 講演会は大盛況のうちに終了いたしました。
 お申し込み、ご来場頂いたみなさま、ありがとうございました。(2008年12月22日)



■対象:高校生以上
■定員:300名(申込制、定員に達するまで先着順)
 多数のお申込みを頂きましてありがとうございました。
 定員となりましたので申込を終了させて頂きました。

■受講料:無料(ただし、科学館の観覧料が必要です。(高校生、大学生200円/大人300円))

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ポスターのダウンロード

〜 小林・益川に続け! 科学者を夢見る若者たち! 〜



■坂田・早川記念レクチャーとは

名古屋大学大学院理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻は、素粒子物理学と宇宙物理学の両分野における世界の研究の発展に寄与し、またノーベル賞受賞の研究者をはじめ社会の各方面で活躍する多くの人材を育てるなど教育の面においても重要な貢献を果たしてきました。この歴史をふりかえるとき、われわれは、お二人の物理学者、坂田昌一、早川幸男両教授の貢献の大きさを思い起こさずにはいられません。

坂田昌一教授が開拓されたクォーク模型やニュートリノ混合などの研究は、小林・益川理論などの素粒子物理学の主流に発展し、早川教授が切り開いたエックス線や赤外線といったさまざまな波長領域での観測天文学は、現在の観測的宇宙論や星間物質に関する成果につながっています。坂田・早川記念レクチャーは、両教授の業績をたたえつつ、21世紀を担う研究者の発掘・育成を目的として設立されました。この趣旨に沿って、名古屋大学大学院理学研究科と名古屋市科学館の共催による記念講演会を開催しています。

■第7回講演会について

7回目となる今回の講演会では、宇宙線の反応中で第四のクォークであるチャーム粒子を発見した丹生潔氏(名古屋大学名誉教授)をお招きします。講演会は「幻のノーベル賞 チャーム粒子の発見」と題して、素粒子研究のこと、ご自身の研究のことを中心にお話をうかがう予定です。参加者の方々と講演者とが直接対話できるように企画しております。

チャームクォークの発見

1971年、丹生氏は、時代遅れといわれるようになった原子核乾板の実験技術に工夫を重ねて、宇宙線の引き起こした素粒子反応の中から特異な様式で崩壊する粒子(X 粒子と呼んだ)を発見した。このX 粒子の解釈を求められた坂田門下の小川修三教授(当時広大教授、後名大教授)は坂田模型(名古屋モデル)で仮定された第4の自由度を持つ粒子であると説明した。当時の世界の常識ではクォークは3種類とされていたが、このことによりクォークは4種類は存在するという基盤が名古屋大学の素粒子物理の研究室に作られ、1973年の小林・益川理論のゆりかごとなった。X 粒子は1974年に米国で丹生グループとは独立に検証され、現在ではチャーム粒子(チャームクォーク)と呼ばれている。


■申込締切

2008年12月7日(日)(往復はがき申込:当日の消印有効)
ハガキによる申し込みは終了させていただきました。
オンライン登録による申込は、ひきつづき定員に達するまで先着順で受け付けます。
定員となりましたので申込を終了させて頂きました

■申込方法

以下のいずれかの方法でお申し込みください。(申込で寄せられた個人情報は、本セミナーの運営に必要な範囲でのみ使用します)
  1. ここをクリックして、オンライン登録フォームへお進みください。
  2. 往復はがきに、住所、氏名、高校生・大学生・一般の区分、電話番号、返信部分に申込者の宛名を記入して以下宛先まで郵送。
    〒460-0008 名古屋市中区栄二丁目17-1
    名古屋市科学館「坂田・早川記念レクチャー」係

■問合先

講演の内容等に関する問い合わせ

名古屋大学理学部F研 TEL (052) 789- 2443 (担当)中村

申込方法、会場等に関する問い合わせ

名古屋市科学館 TEL(052) 201-4486 (担当)天文係 小林

e-mail

shlecture[@]flab.phys.nagoya-u.ac.jp

■これまでの坂田・早川記念レクチャー講演者

第1回
益川 敏英 氏(京都大学基礎物理学研究所所長)
「坂田理論が切り開いたもの」


第2回
田中 靖郎 氏(宇宙航空研究開発機構名誉教授、マックス・プランク宇宙物理学研究所客員教授)
「X線で宇宙を探る−X線天文学40年の歩み−」


第3回
戸塚 洋二 氏 (高エネルギー加速器研究機構長)
「地底から宇宙をさぐる」


第4回
杉本 大一郎 氏 (放送大学教授・東京大学名誉教授)
「宇宙から広がる科学」


第5回
西島 和彦 氏 (東京大学・京都大学名誉教授)
「ミクロの世界の不思議な法則 −素粒子とは−」


第6回
西村 純 氏(東京大学名誉教授、宇宙科学研究所名誉教授)
「日本の近代科学を作った人々」

注)役職は講演会当時のもの

名古屋大学大学院理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻
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