超微粒子化された原子核乾板NIT(Nano Imaging Tracker)を用いてダークマター候補の一つである WIMPs 探索を行う為のNITの開発を行っています。 WINPsの衝突により跳ね飛ばされる原子核の数100ナノメートルの飛跡を捕らえることによって検出します。
宇宙には、まだ発見されていない質量を持った未知の物質(ダークマター)が存在すると言われています。その候補の一つとして考えられているのが、WIMPs (Weakly Interacting Massive Particles)という素粒子です。
WIMPsが宇宙のいたるところに存在しているとすれば、地球が宇宙空間を運動する際、絶えず「WIMPsの風」を感じているはずです。このWIMPsが原子核乾板中で原子核を跳ね飛ばした飛跡を捉えようという計画を準備中です。
原子核などの荷電粒子が通過するとNIT中のAgBr(臭化銀)結晶がイオン化され、小さな銀クラスタができる。 これを現像(Development)することで銀クラスタを核に銀フィラメントが形成され、目(電子顕微鏡)に見える形になる。
現在、跳ね飛ばされる原子核に見立てたクリプトンビームにて、「この検出器がWIMPsを捕らえる能力を有する」ということが証明されています。


電子顕微鏡下で捕らえられたクリプトン原子核の飛跡



